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「諸国放浪し、名のある将の首を取って回る“兜首荒らし”とはそなたであろう」
「見事な傷だ。何のためらいもなく敵の刃を受けておる。
さぞ立派な最期であったろう」
「申し訳ございませぬ!
どうかお許しください、お許しください!」
「――さてさて。判官殿の猿真似といこうかねえ!」